昨今の不動産市場を取り巻く状況としましては、投資用不動産
の購入を考え始めた人が目立って増えてきました。
特に、一般のサラリーマンの方の関心は高く、現実に1棟物の
マンションを複数棟所有されることも珍しくなくなりました。
当然のことながら、彼らはもともとの資産家ではなく、購入資金を
金融機関からの融資で賄っているのが実状です。
では、資産の無いなかで、どのように金融機関からの融資を引っ張って
いるか?
まず注意すべきなのは、購入しようとしている不動産の価値
であります。
通常、金融機関はその不動産の価値を「積算評価」という
物差しで測ります。
つまり「積算評価」により融資額のひとつの指標を得ることが
できます。
では「積算評価」の算出方法を以下、ご説明いたします。
たとえば、以下の不動産を購入する場合の「積算評価」を
算出してみましょう!
土地面積:500㎡
前面路線価:96000円/㎡
建物概要:鉄筋コンクリート造4階建て
建物延面積:800㎡
築後10年経過
まず、土地の評価額は 前面道路の路線価×土地の㎡数 なので
96000円×500㎡=4800万円・・・・①
次に、建物の評価額は 建物延面積×再調達価格×(残存年数/法定耐用年数)
で求められます。
<再調達価格とは・・・> <法定耐用年数とは・・・>
・木造 15万円 ・木造 22年
・軽量鉄骨造 13~15万円 ・軽量鉄骨造 19年
・重量鉄骨造 17万円 ・重量鉄骨造 34年
・鉄筋コンクリート造 20万円 ・鉄筋コンクリート造 47年
よって、今回に当てはめてみますと、
800㎡×20万円×(37年/47年)≒1億2600万円・・・・②
①+② 1億7400万円 となります。
当然のことながら、積算評価額=融資額とはならず、ほか
いろいろな要素も加味されます点ご注意ください。
当社でも収益物件を扱っていますので、こちらからご覧ください。
グローバルセンターHP⇒http://kagawafudousan.com/
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