アパートや一棟マンションを売るときに、修繕履歴をとっていることで
トラブルや時には売値にも影響が出てきてしまうという話です。
アパートや一棟マンションにおける修繕履歴とは何?
修繕履歴とは、今までどの部分にどんな修繕を行ったかや
どのぐらいの金額をかけたのかなど、年ごとに一覧でまとめた書類の
ことです。
例えば、101号室が退去して室内の原状回復工事を行ったとしたら
平成29年11月 101号室 原状回復工事 ●●●●円と記入します。
廊下部分の手すりの塗装をしたときには
平成29年12月 1階から4階までの手すり塗装工事 ●●●●円と記入します。
このように過去から修繕した内容をしっかりと修繕履歴として記録することで
いつ頃、どんな工事をやったかが一目でわかります。
この修繕記録があれば、売却する際に過去にどんな工事をしたかが
買い手に分かりやすくなるので、売買の話もスムーズに運びます。
逆に修繕記録がなければ、過去にどんな工事をしたのかがわからず
購入者からの価格交渉幅が多くなったり、購入者が見つからずに
売れ残ってしまうことも考えられます。
買い手目線の修繕記録の内容
買い手が修繕記録の中で、確認したいことと言えば
・外壁塗装工事
・屋上防水工事
・共用部の修繕記録
・雨漏り記録
・シロアリ被害記録
・室内の大規模なリフォーム内容
以上が、知りたいことになりますので
日ごろから修繕したら、面倒でもしっかりと修繕履歴をとっておきましょう!
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